健康コラム

デスクワークや運転手が注意したい「エコノミークラス症候群」とは

2020/01/09

はじめに

エコノミークラス症候群と聞くと、飛行機を想像する方が多いと思います。しかし、バスやタクシーなどの運転手やデスクワークをしている方もなりやすいことをご存じですか?今回は、エコノミークラス症候群とは一体どのような症状なのか、何故デスクワークや運転手は気を付けなくてはいけないのかなどをご紹介します。

エコノミークラス症候群とは

エコノミークラス症候群は、同じ姿勢を保つことで長時間足が圧迫され、血流が悪くなることで起こる症状です。血栓ができ、肺の静脈が詰まってしまうことが原因で、正式名称は静脈血栓塞栓症と言います。
エコノミークラス症候群と言われるため、飛行機でしか起こらない症状だと勘違いしている方も多いのですがそんなことはありません。長時間同じ姿勢で仕事をしている、タクシーやバスなどの運転手や、デスクワークをしている方も注意が必要だと言われています。

エコノミークラス症候群にならないために気を付けることとは

長時間同じ姿勢でいることで起こってしまうエコノミークラス症候群の予防策は、水分補給をきちんと行うことです。特に女性は、飛行機やバスなどではできる限りトイレを我慢するために水分を取らない傾向があります。水分が不足すると血液がドロドロになり、血栓になりやすくなるため注意が必要です。
また、足の運動を適度に取り入れるのも大切です。立ち上がれるスペースがあれば、屈伸運動がおすすめです。あまり動くスペースが無ければ、かかとを上下に動かすだけでも良いでしょう。

長時間座るときはエコノミークラス症候群に気を付けよう

エコノミークラス症候群は、長時間座っているときには症状は起こりません。症状が起こるのは、長時間同じ姿勢でいたあとに歩き始めたときに起こります。症状が酷いとショック症状や呼吸困難などが起こり、人によっては亡くなることもあると言われています。
糖尿病や脂質異常症、高血圧の方はもちろんのこと、妊娠中の女性や高齢者など血栓ができやすい方は発症のリスクも高くなるため特に気を付けましょう。

エコノミークラス症候群に良いと言われている足のマッサージ

狭い場所で長時間同じ姿勢をしなくてはいけない場合、自分の好きなタイミングで姿勢を変えたり立ち上がったりすることが難しいかもしれません。そんな時は、足の指をグー・パーしたり開いたりして小まめに足先のマッサージを行いましょう。座ったまま足を上下につま先立ちしたり、ふくらはぎを揉むだけでも良い効果が期待できますので是非試してみてください。

おわりに

エコノミークラス症候群は、長時間同じ姿勢でいることで起こるため飛行機だけではなくデスクワークやバス、タクシーの運転手なども気を付けなくてはいけません。小まめに水分補給を取ることと、意識をして立ち上がるなどをしてエコノミークラス症候群にならないように予防を徹底しましょう。また、足やひざが腫れる・ふくらはぎに激しい痛みが起こるなどの症状が出ましたら、速やかに病院に行って治療を受けてください。

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