お薬に関するお悩み

薬を飲んだ後に眠くなる理由

2019/06/25

はじめに

薬を飲むと、強い眠気に襲われて仕事どころじゃなくなるという経験は誰もが一度はあるのではないでしょうか。眠くなるのがイヤで、薬を飲まないで我慢する人もいますが、そもそも何故薬を服用すると、眠くなってしまうのでしょうか。理由や対処法などをご紹介します。

薬を飲むと眠くなるのは何故?

薬を服用すると、強い眠気に襲われることがありますが、これは薬に含まれている「抗ヒスタミン薬」が原因だと言われています。抗ヒスタミン薬は、主にアレルギーに使用される薬です。アレルギーによって生じる、くしゃみや鼻水を止める作用があります。市販の風邪薬の中には、鼻水や頭痛、咳や倦怠感といった症状を抑えるための成分が配合されており、抗ヒスタミン薬も配合されていることが殆どです。薬を服用すると、身体全身に薬の効果が行きわたりますので、抗ヒスタミン薬の役割がくしゃみや鼻水を止めるということだとしても、ピンポイントではなく全身で眠気を感じてしまうのです。

抗ヒスタミン薬とは?

抗ヒスタミン薬は、アレルギー反応を抑えて、鼻水やくしゃみ、かゆみなどの症状を改善させる効果があると言われています。風邪薬以外にも、花粉症や蕁麻疹、喘息の症状改善のため、病院で処方されることも多いでしょう。ヒスタミンは、体内のアレルギーを引き起こしてしまう、神経伝達物質の1つです。抗ヒスタミン薬を服用すると、脳の活動が抑えられますので、強い眠気があらわれる可能性があります。眠気の程度や頻度は、個人の体質や生活習慣によって変わってきますので、あまりにも眠気が強すぎる場合には、一度医師や薬剤師に相談をすると良いでしょう。一般的な商品には、アレジオンやアレグラ、アレロック、クラリチン、ザイザルなどが挙げられます。

眠気を出来る限り抑える方法はあるの?

抗ヒスタミン薬を服用してから、眠気があらわれるのは、個人差はありますが大体1~3時間程度だと言われています。最も抗ヒスタミンの血中濃度が高い時間帯になりますので、眠気対策をするのであれば、この時間帯を目安にしてみて下さい。眠気を感じる前に日の光を浴びるのはおすすめです。強い光を全身で浴びることで、セロトニンという脳内物質が分泌され、意識が覚醒されていきます。また、紅茶やコーヒーに含まれるカフェインには、脳を覚醒させる効果が期待出来ます。摂取後約15~1時間程度で効果があらわれるそうですので、上手に活用してみて下さいね。薬によっては、カフェインが含まれているものもあり、眠くなりにくいタイプのものもありますので、眠気が改善されない場合には、使ってみるのも良いでしょう。

おわりに

抗ヒスタミン薬を服用すると、眠気が強くなる以外にも、集中力や判断力、作業効率が低下するなどの副作用が起こる可能性があります。医療用の薬であれば、事前に相談をすればこれらの症状が起こりにくいタイプの薬を処方してくれますので、あまりにも症状が酷い場合には一度病院で相談をする事をおすすめします。また、体調を崩している場合には、出来る限り身体を休めることが大切ですので、思い切って1日休んでゆっくりと眠気に任せて眠ってしまうのも良いでしょう。

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