お薬に関するお悩み

酔い止め薬の成分や注意点

2019/06/25

はじめに

電車や車、バスなどの乗り物酔いが激しい人は、乗り物に乗る前に食べ過ぎないように気を付けたり、乗る場所の工夫やツボ押しなど、色んな方法を試しているのではないでしょうか。乗り物酔いには酔い止め薬を使うという手もありますが、酔い止め薬にはどんな成分が入っているのでしょうか。注意点などもご紹介します。

酔い止め薬の効果や成分

酔う症状は、平均感覚が乱れることで引き起こります。ですので、酔い止め薬には、ジフェンヒドラミンやマレイン酸フェニラミンなどの抗ヒスタミン成分が含まれており、平均感覚や自立神経の乱れを整えることで、めまいや吐き気といった”酔い”の症状を予防・緩和します。さらに、無水カフェインやジプロフィリンなどの成分には、中枢神経興奮作用があります。乗り物酔いが原因で引き起こる頭痛を和らげたり、平衡感覚の乱れによるめまいの軽減などの効果が期待出来ます。
それ以外にも、アミノ安息香酸エチルという成分には、胃粘膜局所麻酔作用があり、吐き気を抑える効果が期待出来ます。スコポラミン臭化水素酸塩水和物という成分には、副交感神経遮断作用があり、脳の中枢に働き掛けることで、吐き気の予防効果が期待できます。

酔い止め薬には大人用・子供用がある

酔い止め薬には、風邪薬などと同じで大人用・子供用とありますし、種類も豊富にありますので、選ぶ際にはきちんと成分や効果、起こりうる副作用などを考慮する必要があります。
大人用の酔い止め薬は、眠気がどれくらいあるのか、効果はどれくらいあるのかなどを基準にして決めると良いでしょう。子供用の酔い止め薬は、商品によって使える年齢が異なりますので、必ず対象年齢をチェックするようにしましょう。形状やにおい、味も違いますので、乗車前に必ず服用させるように心掛けて下さい。また、酔い止め薬には子供から大人まで使えるものもありますが、その場合には、大人が服用する場合には数を多く飲まなくてはいけないなどの、不便な点もありますので気を付けて下さいね。

酔い止め薬の注意点

酔い止め薬を服用している間は、強い眠気が起こる可能性がありますので、車の運転はなるべく避けて下さい。また、他の酔い止め薬や風邪薬などの、抗ヒスタミン薬が含まれる内服薬も使用する際は注意してください。
持病があって他に服用している薬がある場合には、必ず薬局で薬剤師に事前に相談することをおすすめします。その他にも、何か不安なことや聞いておきたいことがある場合には、どんなことでも構いませんので一度相談してみて下さいね。

おわりに

酔い止め薬には色んな種類がありますので、購入する際にはよく調べたり、薬剤師に相談して下さい。
必ず効果や成分を確かめなくてはいけません。また、いくら薬を事前に服用していても、その時の体調などによっては気持ち悪くなることも考えられます。吐き気があるときは、我慢をしないほうが気分も楽になりますので、酔いやすい人はビニール袋などを事前に準備しておくのも良いでしょう。薬を服用する際には、必ず用法用量を守って、正しく利用して下さいね。

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