お薬に関するお悩み

調剤報酬点数について学んでみよう

2020/01/10

はじめに

調剤薬局でお薬を処方してもらうと、明細書に点数が書かれています。この点数を意識したことのある方はあまり多くないと思います。今回は、調剤報酬点数とは一体何なのか、何を基準にして決めているのかなどをご紹介します。調剤報酬点数を理解すると、より具体的に明細書の内訳を理解できるかもしれません。

調剤報酬点数とは

調剤報酬点数は、厚生労働省が決めている点数で、薬局が調剤をしたときに発生する報酬を点数化したものです。どんな方でも平等に治療を受けられるようにと、国で薬の値段や薬剤師の技術料を定めています。調剤報酬点数は「調剤技術料」「薬学管理料」「薬剤料」「医療材料費」から成り立っていることも覚えておきましょう。(※2019年10月から、消費税増税に伴い調剤報酬点数が一部改訂されました。)

調剤技術料・薬学管理料・薬剤料・医療材料費とは

調剤技術料

主にサービスや機能などを備えている薬局に対する費用となります。ここには、お薬の一包化をするときに掛かる特別な調剤を行ったときの対応への費用もあります。

薬学管理料

薬剤師が患者様の使用しているお薬の情報を管理したり、記録したりするときの点数となります。情報提供するときの点数もあります。

薬材料

薬価基準で定められているお薬そのものの点数となります。

医療材料費

在宅医療で使われる輸液やインスリンなどの、特定の医療材料の点数となります。

調剤報酬点数の計算方法

保険点数は1点あたり10円で計算します。明細を見たときに様々な欄に点数が書かれていると思いますが、その総合計から10円を掛けた金額が保険調剤に掛かる医療費となります。ただし、窓口での負担額はそこから保険適用分が差し引かれた額となりますので、実際の負担額は1~3割となるわけです。

調剤薬局にはお薬手帳を持っていこう

お薬手帳はいつ、どんな病気でお薬を処方されたのかが一目見てわかるように、処方されたお薬を記録する手帳です。調剤薬局で処方箋を渡すと、薬剤師にお薬手帳は持っていますかと必ず聞かれるのではないでしょうか。
お薬手帳は単に過去の処方歴をまとめるだけではなく、持参をすることで医療費の負担が軽くなるようになっています。お薬手帳を持っているかそうでないかだけで、薬剤服用歴管理指導料が変わってきますので調剤報酬点数が変わります。もし、お薬手帳を持っていましたら、病院に行く際には必ず持参すると良いでしょう。

おわりに

調剤報酬点数は、厚生労働省によって定められている点数であることがわかりました。調剤薬局でお薬を処方してもらうと、必ず明細書をもらいます。この点数には、お薬に掛かる点数や薬剤師が処方をするための技術に掛かる点数、設備の点数などがあります。 もし、調剤薬局でお薬を処方してもらう機会があれば、何にどれくらいの点数が掛かっているのかチェックしてみてください。また、お薬手帳は病院に行くとは常に持参するように心がけて、処方箋を出すときに忘れずに一緒に出すようにしましょう。

杏仁薬局外観
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